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大型犬

恋文

アネモネ

私には好きな人が居る。彼は為すべき事を器用にこなす人だ。少しだけ不器用で不憫で。そんな所も魅力の一つだ。

現在4月16日18時26分。そんな彼を公園に呼び出すという、私にしては何とも王道な感じで思いを伝えました。彼は固まって私を見つめている。むず痒くて耐えられなくて「返事はいつでも大丈夫です」と伝えようとしたところ

「ごめん!俺...彼女おんねん。」

「ああ...。そうやったん...!ご、ごめんね?知らずに告白とか!あはははは!また明日学校で!バイバイ!」

涙なのか汗なのか顔をグチャグチャにしながらも猛ダッシュで家に着くと

「ブッサイクやなあ。」

と自分の家でもないのに壁にもたれかかりながら腕を組んで待っていた人。

「なあ、あそこにハンバーガーショップ出来たの知っとった?俺さー、今日のバイト帰りに見つけてん!」

何それ!どこなん?、と涙を知られないようにいつも通りに振る舞う。

「やっぱり!ほな、行こか。」

と腕を引っ張られながら店に向かう。

食いしん坊な彼は目の前で美味しそうにハンバーガーを頬張る。

「...そない見んといてよ。あ!カッコ良いからって惚れたらあかんで。」と笑うから、誰があんたに惚れるん?と一緒に笑った。その瞬間、彼の手が私の頭をくしゃくしゃと鷲掴みにして

「やっと笑ったやん。」

と照れ臭そうに言葉を放った。そして、視線をハンバーガーに戻すから、私も少ししょっぱいハンバーガーを頬張った。帰り道も今ハマっている漫画の話など、ずっと話してくれた。別れ際に

「ありがとうね。...錦戸くんと居たの見てたんでしょ?」

「え、何が?!りょうちゃん?何も知らんで!...あ、明日!寝坊したあかんで!おやすみ!」

寝坊するのはあんたやろ、と彼が居なくなった外で一人で笑った。彼なりの優しさが私の心を照らしてくれた忘れられない思い出となった。

 

〈 大切な人の為にこんな僕にも出来る事があると教えてくれたのはあなたの笑顔でした その笑顔に会えるならちょっとムリしても良いと思えるよ だからいつも笑っていて欲しい 花のように 〉

 

花言葉は"君を愛す" "はかない恋"だそうです。開花期は2月〜5月なので今の時期なら咲いてるんですかね。私は尋常じゃない程にアネモネの歌詞が好きです!!!好きすぎて駄作ながらもこんな妄想を繰り広げる結果に至りました!!!毎日脳内夢小説ヲタクなのですみません!!!お察しの通り、幼馴染は紛れもなく大倉くんです!!!この大倉くんの気持ちは伝わりますか!!!一番伝えたいことが伝えられていない気がしております!!!仕方ありません!!!大倉くん好きです!!!(落ち着け)

 

苦しくてしんどい時は、この歌を聴いて勇気づけられています。と共に、大好きな大倉くんの笑顔を思い浮かべて"頑張ろう"と思えます。いつかライブで披露してくれることを祈っております。

 

〈 ホントに大切な人はいつもすぐそばにいたりするもんだね 傷つけてしまったと思えば自分の方が傷ついてたり 優しくしたつもりでいて優しくされてたりするんだよ 僕もつぼみ抱く名もなき花です 〉